「子どもが大きくなったから絵本を処分したいけど、どんな方法があるの?」
「思い出のある絵本を処分したら、後悔しそう…」
「絵本てどのタイミングで処分すればいいんだろう」
絵本を断捨離しようと思っても、処分方法が分からなかったり、後悔するのが嫌だったりして、なかなか処分に踏み切れないパパ・ママもいるでしょう。
この記事では元保育士で子育て中の筆者が、絵本の処分方法や、後悔しないためのポイントを解説していきます。
絵本を処分するタイミングについても紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事を読むことで、後悔することなく絵本を処分する方法が分かり、家の中をすっきりと整理できますよ!!
子育て経験のある元保育士WEBライターです。
読み聞かせボランティアの経験もあります。
絵本の処分方法は3通り
絵本の処分方法は、大きく分けて以下の3通りあります。
・譲渡する
・売却する
・ゴミに出す
順番に見ていきましょう。
譲渡する
絵本を処分する際におすすめなのが、寄付などの「譲渡」という方法です。
絵本を必要としている人や施設に譲渡すれば、喜んで受け取り、使ってくれるからです。
絵本の譲渡先の具体例は、以下の通りです。
・ご近所の年下の子ども
・お友だちの年下のきょうだい
・保育園
・幼稚園
・児童館
・地域支援センター
・かかりつけの小児科
・図書館
我が家の場合、私が勤務していた保育園では寄付を受け付けていなかったため、保育士仲間の勤務する保育園に寄付しました。
同じ地区の似たような施設でもそれぞれ対応が異なることがあります。
まずは問い合わせてみてくださいね。
売却する
売却するのも、絵本の処分方法の1つです。
譲渡する場合より多少手間がかかりますが、臨時収入が期待できますよ。
具体的な売却方法としては、ブックオフなどの買取サービスや、メルカリなどのフリマアプリを利用する方法があります。
おすすめなのは、以下の3店舗です。
・【ブックオフ】公式宅配買取サービス
おなじみブックオフの出張買取サービス。育児・家事・仕事に忙しく時間がないママにおすすめ。送料・手数料が無料なのも嬉しいポイント。
・子ども古本屋
絵本専門のリサイクルショップ。状態が悪く査定の付かない本は、被災地の保育園などの絵本を必要とする人・団体に無償配布
・BOOKRIVER
専門書の高価買取専門店。絵本も専門書として扱ってくれるため高値の買取が期待できる
ゴミに出す
最終手段は、ゴミとして処分する方法です。
絵本は古紙回収の対象になることが多い傾向にあります。しかし、自治体によってゴミの分別方法は異なります。
ゴミとして処分する前に、ホームページなどで分別方法を確認してみましょう。
【番外編】残しておく
どうしても手放せない場合は、残しておくのも1つの方法です。
「子どもと一緒に読んだ」という思い入れのある本を買い戻すことは難しいからです。
「本棚のこのスペースだけ」「この箱に入る分だけ」と収納場所を決めて保管しておけば、散らかることもなく、捨てられない罪悪感に襲われることもありません。
後悔しないためのコツ4選
絵本を手放した後、「やっぱり処分しなければよかった…!」と後悔したくないですよね。
そこで、絵本を処分する際に後悔しないためのコツを4つ紹介します。
・0~1歳向けの本は4~5歳になるまで残しておく
・子どもの意思を確認する
・表紙の写真を撮る
・名前を消してから処分する
0~1歳向けの本は4~5歳になるまでまで残しておく
0~1歳向けの本は、子どもが4~5歳になるまで残しておくのがおすすめです。
文字を覚えたての子どもにとって、簡単なひらがなだけで描かれた本は読みやすく、最適な教科書になるからです。
我が家の子どもも「なつかしい~!」と言いながら喜んで読んでいました!
子どもの意思を確認する
ある程度子どもが大きくなってきたら、本を処分する前に、子どもの意思を確認してあげてください。
知らないうちに絵本を処分されてしまうと、子どもは思いの外ショックを受けてしまうことがあるからです。
なお、まだ子どもが小さく意思を確認できない場合は、一定の間絵本を隠してみましょう。
隠している間に絵本のありかを聞かれなければ、その絵本を忘れていることが多いため、処分しても大丈夫でしょう。
表紙の写真を撮る
捨てる前に、絵本の表紙を写真に撮っておくことも、後悔しないためのポイントです。
写真に撮っておけば思い出として残すことができます。また、後から買い戻したいときにタイトルや出版社が分かって便利ですよ。
私はマイ図鑑というアプリを使って写真を残しています
名前を消してから処分する
名前や保育園・幼稚園、小学校の名前などが記入されている場合は、修正テープやマジックで消してから処分しましょう。
名前や保育園・幼稚園・小学校名は立派な個人情報で、悪用される恐れがあるからです。
名前や保育園・幼稚園名に限らず、個人情報につながる記載は、すべて消してから処分するように心掛けましょう。
絵本を処分するタイミング
絵本を処分するおすすめのタイミングは、以下の2点です。
・長期間読んでないとき
・進級・進学するとき
長期間読んでないとき
子どもが長い間絵本を手に取らなかったときが、絵本処分のタイミングです。
長い間読まない場合は子どもの興味がなくなっていることが多く、この先も読む可能性が低いからです。
子どもの様子をよく見て、長い間手に取らなかった絵本は処分を考えてみましょう。
進級・進学するとき
絵本のラインアップを見直すいい機会になるのが、進級・進学時です。
実年齢より2~3歳ほど対象年齢が低い本や、子どものブームが去っている本は、子どもと相談した上で処分に回してもいいでしょう。
ただし、子どもがまだ読みたがっている本は、対象年齢が合っていなかったとしてもなるべく残してあげてください。
子どもは読みたい本を読むことで、読書が好きになっていくからです。
上手に絵本を処分して、家の中をすっきりさせよう
この記事では、絵本の処分方法や、後悔しないためのコツを紹介してきました。
子どもに読み聞かせた本・一緒に読んできた本は、なるべく最後まで大切に扱ってあげたいですよね。
この記事を参考に上手に絵本を処分して、家の中をすっきりさせてくださいね。